箱根へようこそ
 
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  この度、第13回「国際レトロウイルス会議:HTLV」が、箱根プリンスホテルに於て2007年5月22日から25日までの日程で開催される運びとなりました。
現在ほぼ2年間隔で世界各地において開催されている本会議ですが、日本での開催は1992年の熊本(高月 清会長)、1999年の鹿児島(納 光弘会長)に引き続き3回目の開催となります。今回の開催地候補にはブラジルも名乗りを上げておりましたが、昨年ジャマイカで開催された本会議の理事会において議論の結果、最終的に日本が選出されました。

我が国は、成人T細胞性白血病(ATL)、HTLV-1関連脊髄症/熱帯性痙性対麻痺(HAM/TSP)、そしてぶどう膜炎(HU)等の疾患が発見され、ウイルスの同定と構造解析、ウイルス蛋白質の機能解析等に先駆的な貢献をして参りました。ATLの発見から約30年になる2007年に、我が国においてこの学会が開催される事は大変意義深い事であると考えます。

そして今回その節目の開催を私、渡邉俊樹が光栄にもお世話させていただくこととなりました。さらに日本におけるHTLV-1研究の功労者の1人でおられる吉田光昭東大名誉教授に名誉会長就任をお願いしましたところ、ご快諾をいただきました。
若輩ではございますが、名誉会長にもご指導とご支援を賜りながら誠心誠意本会議のお世話をさせていただきたいと考えております。

開催期日は、日本、殊に開催地である箱根の気候を考慮して、5月の下旬に決めさせて頂きました。新緑に満たされた箱根山と芦ノ湖を眼前にし、背景には雪を残した富士山を配した風景はまさに日本を代表するものです。皆様に満喫して頂きたいと存じます。

日本国内で開催される国際学会には、海外で行われるものと比べ旅費や日程といった点で利点も多く、国内からも多くの方のご参加を期待しております。なるべく早い機会にご登録いただき、箱根の豊かな自然の中で世界の一流の研究者との懇親を深めていただければと存じます。またホームページから箱根プリンスホテルの情報をご覧になって、本学会がどのような素晴らしい環境で開催されるのかをご確認いただければ幸いです。

今回の国際会議では、海外のみならず国内からの参加者にも、基礎研究から臨床研究まで幅広く最新の研究成果を口演およびポスターで発表して頂く予定です。我が国の研究者、臨床医および学生の皆様にも多数ご参加をいただいて、この会議を機会に多数の参加者が貴重な情報を得て、参加者同士の交流を深め、研究の発展につながる事を期待してやみません。そうした皆様のご参加こそがこの国際学会を成功に導くものと確信しております。何卒宜しくお願い申し上げます。


第13回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議 組織委員長
渡邉  俊樹 (東京大学 大学院 教授)